歯科領域の美容リンパ鍼 1)顎関節症

当サロンでの歯科領域の鍼では、主に、1)顎関節症 2)唾液腺の刺激 3)歯牙および歯周組織と関連痛の軽減を行っています。

顎関節は下顎骨と側頭骨による関節で、咬み合わせ、発音などに大きく関係しています。障害を起こすと、「口が開けにくい」「カクカク音がする」「痛みがある」などの症状が出て、ひどくなると口が開かず食事ができなくなります。

顎関節症は、基本的には歯科や口腔外科などで診断、治療を行いますが、当サロンでは歯科での治療の前に、また治療と並行して、症状の軽減の為に鍼治療を行っています。急性期の痛みがあり口が指一本分しか開かない症状の方も、「美容リンパ鍼」の気持ちのよい施術で開口時の痛みが薄れ、口が大きく開くようになっています。

では、なぜ「美容リンパ鍼」が顎関節症の症状を軽くするのか、主な理由として3つ考えられます。 

1. 顎関節周辺の硬い筋肉を柔らかくすることで口が開けやすくなる。

2. 血流の増加と、特殊なマッサージにより痛みを感じさせている疼痛誘発物質を流すことができる。

3. 鍼によって関節周辺組織のコラーゲン生成が促される為。

3. のコラーゲンの合成には女性ホルモンのエストロゲンが関係しており、特に更年期に入ってエストロゲン分泌量が急激に低下すると、身体やお顔のコラーゲン量も減少して潤いが減り、関節のこわばりや関節痛を起こしている可能性があります。関節の表面を覆っている軟骨を構成するたんぱく質もコラーゲンであり、すり減ると関節の痛みや腫れなどが出て来るのです。美容リンパ鍼で傷つけられた細胞は、その傷を治そうとして、潤い成分である天然のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を産生しますが、当サロンではお顔にたくさん鍼を打つ事で、顎関節周辺だけでなくお顔全体のコラーゲン生成能力を十分に高めていきます。

また、顎関節症は全身の歪みとも関係しています。左右の顎を結んだ線と、左右の肩を結んだ線、左右の指先を結んだ線、左右の骨盤を結んだ線など、身体の左右対称にある関節の線を繋いでを見てみると歪みが関連しあっているのが分かります。ですが、顎関節症には全身の施術を施すよりも、まず痛みや障害のある局所の施術が大切と私は考えます。

美容リンパ鍼の施術は、肩から上の歪みを調整する局所治療です。

顎関節症の症状に合わせて肩から頭までのツボを使って鍼を打ち、医療機器で鍼に微弱な電流を流して、左右の顎関節のバランスを取りながら関節周辺の筋肉をゆるめます。仕上げにマッサージをして、リンパの流れに沿って痛みの物質をしっかりと流し、審美的にお顔の見た目を整えて終了です。それぞれの症状に合ったオーダーメイドの施術を行っていますので、顎関節症にお悩みの方は、ぜひ一度、当サロンへご相談ください。

*歯科領域鍼は、基本的には歯科や口腔外科などで診断と治療を行いますが、その前に症状軽減として鍼治療を行う、または、定期的に鍼治療によるメンテナンスを行うことにより症状の悪化を防ぐ事ができます。

美容リンパ鍼 50分 9,720円 (顎関節症のお悩みにも「美容リンパ鍼」がお薦めです)